「物を売りたい」と思ったけど買取業者を利用するのは初めてでなんだか不安…。
そんなあなたのための最初に読むべきまとめ記事。
始めての買取で失敗しないためにチェックするべきことをまとめました。
- ポイント:買取業者のクチコミは「金額以外のサービス面」に注目すべし!
- ポイント:金額に納得がいかない場合は返品可能!宅配買取の場合は送料も要チェック!
- ポイント:顔写真の入った身分証を事前に準備しておこう!
- ポイント:詐欺や悪質な買取業者に遭遇しないために実績や保証についても確認すべし!
どんな買取業社が信頼できる?クチコミや評判を確認するコツを解説!
買取業者を利用するとき、一番大切なのは信頼できるか。
買取業者の信頼性や査定金額は、安心して取引するために最も大切なポイントです。
査定に出す前にネットなどで評判をチェックしてみてもいいかもしれません。
ですがここで注意が必要です!
買取業者のネットのクチコミ・評判はマイナス意見が特に目立ちやすいということです。
買取業者を利用する人は自分の持ち物を高額で買ってもらいたい人がほとんどです。そのため、少しでも自分の予想より安いとその買取業者への評価が厳しくなりがちです。
なのでネットのクチコミを参考にするときに見るべきポイントは「金額以外のサービス面」です。
「査定に出した物を丁寧に扱ってもらえた」「振込までの対応がスムーズだった」などカスタマーサポートの対応や、金額面に関するクチコミ以外の部分を参考にするのがオススメです。
中古市場の価格設定がクチコミを無効化する!?
また、金額に関するクチコミを参考にしにくい理由に、中古市場の買取価格の決まり方があります。
もちろん何を売るかにもよりますが、中古の商品は買取価格が時期や状態によって変動します。
大まかな市場価格はありますが、それも我々消費者は詳しく知ることができません。
過去に数百円で買取されたものが、今は数千円まで価値が上がっていたりします。
誰かの売ったものは状態が悪く数千円だったのが、別の人の売りたいものは新品同然だったため倍額で売れたりもします。
ですので、過去に書き込まれた誰かわからない人による金額に関するクチコミはあまり参考にならないんですね。
もっと詳しく調べたい方へ
もっと詳しく調べたい方は、個人情報の取り扱いについて確認しましょう。これは業者のホームページに記載されているはずです。
店舗での買取を考えている方は、一度その店舗に行ってみて、買取の様子を確認してみてもいいかもしれません。
宅配買取を考えている場合は、返品対応や梱包資材についての情報を集めて買取のイメージを膨らませてみましょう。
買取を成功させる秘訣は期待と現実のギャップを埋めること!誰しも高額買取を夢見て過度な期待をしがちです。綿密なリサーチが納得の行く買取を成功させるコツです!
金額が気に入らなかったら返品してもらえる?買取返品の手順や対応を解説!
買取に出す業者を選んだらいざ買取へ!だけどやっぱり買取金額が不安…。
買取の手順と返品のタイミング
大丈夫!なぜなら必ず買取を了承するかどうかの確認が入るからです。買取業者は以下の手順で買取を行います。
この「買取了承」の段階で返品をお願いすれば査定に出していたものを全て返品してもらえます。
もし査定時に袋や箱なども一緒に渡していた場合は、それらもすべて返品しなくてはいけない決まりになっています。
また、金額提示の際に何が何円で売れたかも明細に記載されているはずなので確認しましょう。金額やサービスに納得できない場合は、この段階で返品が可能です。
返品の仕様や買取明細の書き方にも注目!
ここで注意!買取業者によっては1点ごとの返品が不可能だったり、買取明細にまとめて〇円と記載される場合があります。
特にアイテム自体が小さく細かいホビーやトレカにありがちなので、気になる方はクチコミなどで確認しておきましょう。
ですが、1点ごとの返品ができないからといって悪い業者というわけではありませんので、そこまで気にしすぎなくても大丈夫ですよ。
店舗買取の場合はそのまま返品してもらえば問題ないですが、宅配買取の場合は返品時の送料についても確認が必要です。
業者によっては私たち客側が支払うところもあるので、結果的にマイナスになることも…。査定に出す前に要チェックです!
買取が決まったら必要な身分証の種類!身分証があれば未成年でも売れる?
買取に使用できる身分証明書の種類
買取の金額に了承したら身分証明書の確認が必要です。基本的には顔写真の入ったものでOK!
買取の際に利用できる身分証明書には以下が挙げられます。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳
- 特別永住者証明書、在留カード
健康保険証などでも身分証明が可能な場合もありますが、基本的には上記の証明書を使用するのがベターです。身分証の住所が現在の住所と違っていないか、など事前に確認しておきましょう。
高校生や未成年は買取することができない
ここで注意!未成年者は上記の身分証があっても買取を行うことができません!
業者によっては保護者の買取同意書があれば買取が可能な場合もありますが、基本的に未成年の買取は禁止されています。
というのも、都道府県が制定する「青少年健全育成条例」にて、「古物商は古物を青少年から買い受けたり、青少年を相手に古物の売買を行ったりしてはならない」と禁じられているためです。
どうしても売りたい場合は、都道府県のホームページに詳しい条例が記載されていますので、そちらを確認してください。
詐欺や悪質な買取業者に注意!特徴と対応策を解説!
近年は規制が厳しくなっていますが、それでも詐欺や悪質な買取業者は存在します。
クチコミなどでもチェックは可能ですが、それでもやはり不安ですよね。
悪質な買取業者の特徴
悪質な買取業者の特徴としては以下のようなものが挙げられます。もちろん当てはまるからといって絶対に悪質な業者だというものではありませんので参考程度でお願いします。
- 他店と比較して見積価格に大きな差がある
- 買取品が無いかしつこく電話勧誘をしてくる
- 買取了承の即決を求めてくる
- ネット上の評価が極端に良すぎる
私たち消費者は買取を了承しない権利があり、査定に出した物品をすべて返却してもらうことができます。売る意志が無い場合ははっきりと断ることも大切です。
最近話題の「押し買い」にご注意を!
また近年特に話題になっているのが、悪質な訪問買取業者による「押し買い」です。
着物など不用品を買い取ると言って訪問し、実際には金や貴金属など高額なものばかりを言葉巧みに強引に買い取っていくケースが存在します。
訪問買取は家にいたまま物を買い取りできる便利なサービスですが、業者を家に呼ぶという性質上慎重に業者を選ぶことが大事です。
またアポイントメント無しの訪問営業は違法であり、突然訪問して買取を行う行為はそれだけで違法行為です。
悪質な「押し買い」は高齢者を対象にするケースが多いですので、着物や貴金属が実家に眠っているという方は気を付けてくださいね。
もちろん適切な業者に買取を依頼すれば問題無く、不用品を財産にすることも可能です。
詐欺や悪質な買取業者に遭遇しないためにも、評価や信頼性を確認することはなにより大切です。
迷ったときは実績の多さや、大手買取業者を選ぶことで安心して取引ができるでしょう。また、業者の責任や保証に関連することも確認しておくと、万が一のトラブル時にも対応してもらえます。
まとめ
買取サービスを利用するときは、業者と私たち消費者との信頼性がとても重要です。査定や個人情報の取り扱い、評判などに関わるポイントを押さえておくことで、安心して取引ができます。また、不安やトラブルを避けるために、送料や保証などについても確認しておきましょう。
しっかりリサーチしたあとは、思い切って買取に出してみてください!納得の行く素敵な取引ができることを祈っています。
そのほか知りたいことがありましたらぜひコメントでお聞きください!
それでは良い買取ライフを!